こんにちは!さのこです。
今回は
グループディスカッションって何をすればいいの?
と不安に思っている方に向けて
ココさえ押さえれば安心!
グループディスカッションで通過するテクニック5選
をご紹介します。
ES、集団面接、個人面接に通過した後
一番の壁がこの「グループディスカッションの通過」ですよね。
この選考で不採用になってしまうと
「自分はチームに貢献できなかったんだ」
とネガティブになってしまったり
「何がいけなかったのだろう」
と不採用の原因が分からず悩んでしまったりすると思います。
私の周りにも、グループディスカッションに壁を感じ
”あと一歩、内定まで届かない”
という状況の友人が何人かいました。
また私自身も何を見られているのかさっぱり分からず不安に思いながら選考を受けたことを覚えています。
しかし、内定、入社を経て、
グループディスカッションで何を見られているのかがしっかり感じられる瞬間が幾度かあり、実際に採用担当が意識していることを知ると
とても納得しました。
今この記事を読んでくださっている方は、
読む前と読んだ後では、グループディスカッションに対する自信の付き方が
格段に変わってくると思います!
厳しい選考ではありますが、自信を持って選考に挑み
内定を勝ち取っていただきたいと思っています。
ぜひ最後までお付き合いください。
グループディスカッションとは
そもそもグループディスカッションとはどのような選考方法なのでしょうか。
NIKEENには、
数名のグループで決められたテーマについて議論を行い、制限時間内に結論を導き出すものです。企業によっては結論の発表の場も設けられます。
グループディスカッションのテーマは、企業の事業や業界に関する事柄、あるいは時事問題などが多いですが、あえてまったく無関係のテーマが出されることもあります。いずれにしても、正解のないことがテーマとされているのが基本です。
と記載されています。
正解のないテーマを初対面のライバルたちと話し合って発表するなんて
聞いているだけでも緊張してしまいますよね。
また、グループディスカッションには一般的な流れがあります。
全体説明を説明を聞いて、簡単な自己紹介を行った後は、以下の流れで進めていくことが良いとされています。
1.役割を決める
2.時間配分を決める
3.テーマを掘り下げる
4.アイディアを出しあう
5.結論をまとめ発表する
上記をすすめるところから選考が始まっています。
この流れを知ったうえで選考に臨めるだけでも落ち着いて対応していけるので
頭の中に入れておきましょう。
グループディスカッションの評価基準とテクニック5選
グループディスカッションにおいて一番大切な評価ポイントは
どれだけそのチームに貢献できたか
です。
そのため発表内容よりも重視されます。全員が同じようにチームに貢献できていれば、
チームの全員が選考を通過することも珍しくありません。
基本的に評価されているのは以下の5点です。
①主体性
②協調性
③論理性
④傾聴力
⑤リーダーシップ
そしてこの評価基準の5つが、選考を通過するテクニックの5つになります。
ひとつづつ詳しくご紹介していきますね。
①主体性
まずは、やる気がるかどうかを見られます。積極的に意見をまとめ、自分の役割に徹したり、逸れようとした議論内容を軌道修正したりするなどするとよいですね。
②協調性
社会人に欠かせないことのひとつ、チームワーク力がこの協調性で見られます。チームの全員を仲間だと思ってください。意見を出していない人には話を振って発言できる場を設けたり、バラバラな意見をまとめる方法を提案したりできるとよいですね。
③論理性
自分の意見を、どれだけの根拠を持って話せているかもポイントになります。「なんとなく」で話すのではなく、その考えに至った根拠や理由を話し説得力のある意見を話すことも大切です。
④傾聴力
自分の意見ばかりでなく、メンバー全員の意見をしっかり聞き、時には質問しながら結論を導き出していく力は社会人になってからも非常に大切なスキルになります。チーム戦ですので他の方の意見はしっかり聞き、分からないことは質問できるとよいです。
⑤リーダーシップ
メンバーから出た様々な意見をまとめ、結論に導いていったり、スムーズな議論になるように進行役になったりすることは大切で、存在感を与えます。しかし、自分より先にまとめ役をする人がいたらサポート役に回り手助けをする役割に回るようにしてください。大切なのは自分が目立つことではなく「チームに貢献すること」です。
自分の性格に適した役割に徹しよう
グループディスカッションは役割を決めて話し合っていく必要があります。
この役割を担いながら自分の意見を積極的に発言していきます。
主な役割は以下の通りです。
・司会進行
進行を担い、グループをまとめていく。
・書記
議論の要点を整理しながらわかりやすくまとめていく。
・監視者
議論の論点がテーマから大きくずれないように監視する。
・タイムキーパー
制限時間内に議論を行い、結論を導き出せるように時間を管理する。
前項でご紹介した評価基準を見てみると、どうしてもリーダーシップを発揮できる司会進行役に回らなければ…と感じる方も少なくないと思います。
実際に私もそう思っていましたので、よくわかります。
しかし、安心してください。
役割の優位性はあまりありません。もちろんやる気があることは前提です。
理由は簡単です。
全員がリーダーポジションについてしまったら会社(社会)は回っていかないからです。
進行する人がいても、意見を発する人、まとめる人、反対意見を言って話を膨らませる人、時間を管理する人がいなければ良い結論が導き出せないからです。
それぞれの役割の特徴、ポイントは以下の表のとおりですので、参考にしてみてくださいね。
https://nikken-career.jp/wp-content/uploads/2022/04/a7e09c1a3a4b7b178e6c7610c5b083ee.jpg
大切なのはチームへの貢献度です。
自分なりのやり方で貢献してチーム全員で通過するくらいの気持ちで取り組めば、必ず採用担当は見ていますので、自分らしく頑張ってくださいね!
テーマの傾向は知っておこう
せっかくやる気がありチームに貢献したいのに、そのテーマの知識が無ければ何も発言できませんよね。
テーマは当日発表されるものなので事前準備はできませんが、自分の知識を広げておくことは非常に役に立ちます。
以下の表はNIKKENさんがまとめたテーマの傾向です。
https://nikken-career.jp/wp-content/uploads/2022/04/88d9332ea86f0e5b9fc54f965f2bdfb9.jpg
私が実際に経験したテーマは「売上アップ」です。LEGOブロックを用いてお店のレイアウトを考えるというユーモアのあるテーマでしたが、とても楽しかったです。
企業によってはこのテーマとは違うことを議論したり、私のように椅子から立ち上がって行なうディスカッションもあります。
実際に内定をもらった先輩やインターネットから、希望する企業のグループディスカッションの傾向を掴むことをおすすめします。
「やりすぎ」注意!!
実際にグループディスカッションを経験して感じたことは
何事もやりすぎることは良くない
ということです。
どのような役割でも、評価基準であることをやりすぎると
かえって印象が悪くなります。
①仕切りすぎ
②話合わせすぎ
③結論急ぎすぎ
④時間気にしすぎ
⑤意見に反対しすぎ
この5点です。
①自分だけ目立ちたいように感じる
②③④本当に良い結論を出したいのかわからない
⑤円滑な進行を妨げてしまう
と評価されてしまう可能性があります。
実際私が経験したグループディスカッションでは、進行に徹するあまり全員の意見をまとめきれなかったメンバーが次選考にいませんでした。
せっかく頑張っても上記のように思われてしまっては悔しいですよね。
そうならないためにも、
あくまでも「チームに貢献すること」を最重要視してくださいね。
事前準備で緊張が和らぐ!
グループディスカッションはチームの中で自分がどのように振る舞うのかを見られており、どのようなメンバーが同じチームになるのか、どのようなテーマになるのかなどは、当日にならなければわからないことがほとんどです。そのため回数をこなしていけば慣れていくものではあります。
しかし、初めて挑む方は特に、イメージを持っておくことは緊張の緩和に繋がりますよね。そのために、お勧めの事前準備をご紹介します。
①ニュースを見て自分の意見をまとめる
②youtubeなどでグループディスカッションの動画を見ておく
③ディベートや話し合いがある授業で練習する
特に③は履修選択の時点で講義内容をよく確認しなければけないので、先輩や教授に確認したり履修資料を読んでおくことをお勧めします。
私は議論やグループワークが多くある講義を多く履修していたので、グループディスカッションにかなり役立ちました。
まとめ
今回は
グループディスカッションって何をすればいいの?
と不安に思っている方に向けて
ココさえ押さえれば安心!
グループディスカッションで通過するテクニック5選
をご紹介しました。
評価基準であり、テクニックとして必要なのは
①主体性
②協調性
③論理性
④傾聴力
⑤リーダーシップ
の5つであり、
「どれだけチームに貢献できたか」が重要視されます。
また、自分と同じ役割の人が大勢いては会社は成り立たないので、
自分に適した役割で議論を進めていくことが大切です。
・司会進行
・書記
・監視者
・タイムキーパー
の中から自分が一番チームに貢献できると思った役割に徹しましょう。
進行役をして目立たなければ、という心配は一切必要ありません!
また、テーマの傾向を知っておくことは大切ですが
ニュースを見て自分の意見をまとめたり、動画をみて実際のディスカッションの様子を見たりするなどの準備をしておくと緊張が和らぐのでお勧めです。
また、大学の講義をうまく活用してグループワークやディスカッションの練習をすることも効果的です。
グループディスカッションには注意点もあります。
①仕切りすぎ
②話合わせすぎ
③結論急ぎすぎ
④時間気にしすぎ
⑤意見に反対しすぎ
には注意しましょう。あくまでも「チームに貢献する」ことを念頭に置いて進めていけるとよいですね。
ライバルたちと実際に意見を出し合い、協力して結論を導き出していくグループディスカッション。
不安に感じている方も多いと思いますが、この記事を読む前よりも自信がついたのではないでしょうか。
緊張すると思いますが、周りや評価を気にしすぎる必要はありません。
そのままで十分素敵だから、ここまで通過してきたのです!
ESや面接でアピールした通りの、自分らしい役割でぜひこの選考も勝ち進んでいってくださいね!応援しています。
ここまで読んで下さりありがうございました。